PEラインとは?
ポリエチレンの略。複数のポリエチレン素材の原糸を編み込んで造られているラインです。
- メリット
引っ張り強度があり、大きな魚がかかっても切れにくい
フロロカーボン、ナイロンラインに比べて細く軽いため飛距離が出る
感度が高く、水中の障害物などの状況や、魚のアタリがとりやすい
- デメリット
スレや熱に弱い。岩に擦れると簡単に切れてしまう
軽い素材のため、風や波に煽られやすい
ショックリーダーとの結び目が解けやすい
ナイロン、フロロ(カーボン)とは?

ナイロンラインとは?
- メリット
しなやかで扱いやすい
安価で初心者向け
ライントラブルが少なく、絡まっても解きやすい
- デメリット
摩擦に弱い
強度が落ちやすく劣化しやすい
フロロカーボンラインとは?
フッ素系樹脂繊維。ポリフッ化ビニリデンなどを使用して造られているラインです。
- メリット
岩場やテトラポットなどで糸を剃られても切れにくく根ズレに強い
水に比べて重いので沈みが早く、風や波の影響を受けにくい
水中で目立たないので魚に気付かれにくい
- デメリット
ナイロンより硬く、リールの巻きグセがつきやすくトラブルが発生しやすい
PEラインにはショックリーダーが必須
ショックリーダーとは、主にナイロンやフロロカーボン素材のラインで、PEラインの先端に結びつけます。
PEラインは、上記の特性で触れた通り、軽くて引っ張り強度がある一方、岩などに擦れると簡単に切れてしまいます。
そのため、擦れに強いナイロンやフロロカーボンのショックリーダーを結びつけ、根ズレや魚の歯でラインを切られないようにします。
FGノットや電車結びで直結するのが効果的です。
※画像の赤丸部分

次回、FGノットや電車結びで直結する方法を書きたいと思います。
コメント