ショアジギング 基本の”き”を解説

ショアジギング
Real Angler
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ショアジギングとは、陸っぱりからジグを投げて青物を狙う釣りのことです。ショアから簡単にブリやカンパチなどの青物が釣れるので人気の釣りです。この記事では、ライトショアジギングを始めようとしている方へ、初心者向けの情報をお伝えします。

ショアジギングの基本

ショアジギングは、使用するジグの重さによって名称が変わります。通常、60~100gのジグを使用した場合、ショアジギングといいます。20~60gのジグを使用した場合、ライトショアジギングといい、20g未満のジグを使用した場合、スーパーライトショアジギングといいます。防波堤、磯場、サーフなど、どのようなポイントでも狙えるのがこの釣りの魅力です。

ライトショアジギング(LSJ)

ライトショアジギングと一口に言っても釣れる魚は様々です。また、ジグの重さも20g~60gと幅があり、狙う魚種によってジグやタックルを調整します。関東地方では、7月から9月にかけて、ワカシ、ショウゴ、サバ、ソーダカツオといった魚種が釣れるシーズンになります。1号のPEライン、20lbのショックリーダーで対応します。もう少し大きめの魚種になると、イナダ、イナワラ、サワラがターゲットになります。1.5号のPEラインでショックリーダーは30lbがオススメです。ライトショアジギングの上限として狙う魚種は、ワラサ、シイラ、ヒラゴなどがターゲットになります。PEライン1.5号から2号を使用し、ショックリーダーは40lbがオススメです。ジグは40~60g、場合によってはライトショアジギングを超えた80gを使用します。

Real Angler
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厳密に言うと狙っている魚種によってラインやショックリーダーを調整すると良いですが、何が釣れるか分かりませんし、正直その都度変更するのは面倒ですよね。オールマイティに使用できるタックルを装備しておくことをオススメします。

使用するルアー

使用するルアーはジグです。ライトショアジギングでは20~60gのジグを選びます。ジグには様々なカラーがありますが主に3つに分類できます。シルバー系、ゴールド系、グロー系です。シルバー系は反射が強いので、光量があり水が綺麗な時に効果的です。キラキラと輝きアピール力があります。ゴールド系カラーは光量が少ない時間帯や水が濁っている時に目立ちやすいルアーです。グロー系は光るので夜などに効果を発揮します。

メタルジグとタングステンジグの違いとは?

メタルジグは、主に鉛を原料に作られています。一方、タングステンとはレアメタルの一種とされる金属で、同じ重さのメタルジグに比べて体積を40%以上小さく作ることができます。同じ重さで、ジグのシルエットを小さくできる事にはメリットがあります。ベイトが小さい場合、メタルジグをベイトのサイズに合わせると、必然的に重さは軽くなりますが、タングステンジグだと小さなジグにしても重さが変わらないので、飛距離を出すことができたり早めに着底できると言うメリットがあります。また着水音が小さいなどのメリットもあります。

フロント部分にしかフックがついていないのは?

ジグにはフロント部分にしかフックがついていない種類があります。青物は獲物の頭をめがけて食らいつく習性があるため、フロントフックだけで十分なのです。青物の場合、基本的にリアにフックは入りません。とはいえ、リアフックがついていると良い面もあります。サゴシやタチウオは歯が鋭いためフロントフックのみのジグだと食いついた時に、ショックリーダーが損傷する恐れがありラインブレイクの原因になります。そのためリアフックをつけておくと安心です。アシストフックを使用しましょう。

ライトショアジギングロッド

9f以上の長いロッドがオススメです。理由は、短いロッドに比べて飛距離が出るからです。また、ヒラメやシーバスなど他の釣りでも使うことができ、汎用性が高くなります。固さはMがオススメです。

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ライトショアジギングはシーバスロッドやエギングロッドでも代用できるのが手軽さの魅力です。

オススメのリール

ショアジギングは体力勝負です。トルクの弱いリールを使用すると結構疲れます。ハイギアリールがオススメです。回収のはやさ、ナブラが出た時などすぐに巻き取ることができます。PEラインは1~1.5号を装着しておくなら大物にも対応できます。

ショアジギングで役立つアイテム

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必須アイテムです。身体の安全にも影響があ理ます。必ず揃えておきましょう。

ライフジャケット
必須アイテムです。磯場やサーフでするならベストタイプ、防波堤などはウェストタイプを使用しましょう。

キャップやサングラス
ショアジギングは5月から10月の夏場を含む日差しが強い時に行う釣りです。日除け対策や熱中症対策に心がけましょう。

プライヤー、フィッシュグリップ
青物は直接口を素手で持つのは危険です。歯が鋭かったり暴れるため、専用の道具で魚を掴みながら針を外すことをオススメします。

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その他、あると便利なアイテムは以下のとおりです。

グローブ
重いジグを何度も遠投します。摩擦でラインが指を擦れて、怪我をする危険があります。装着している方が無難です。

ランディングネット
ライトショアジギングではほとんどの場合、抜き上げられる魚が釣れますが、抜き上げられないほどの魚が釣れることもあります。防波堤など比較的高さがある場合ではランディングネットがあった方が良いでしょう。

まとめ

ショアジギングについてまとめてみました。ショアジギングは鉛の塊を投げる釣りです。くれぐれも周囲の安全に気を配り、怪我をしない、させないよう注意して楽しみましょう。

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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