アオリイカが釣れた時、みなさんどのように海面から抜きあげていますか？
小さなアオリイカであれば、そのまま抜き上げられます。
でも大きなアオリイカが釣れた場合、無理に抜き上げようとすると、イカが身切れしたり、ラインが切れたり、ロッドにも負荷がかかってしまいます。
安全に釣り上げるには、道具が必要です。
タモ（あみ）や、イカ用のギャフを使用するなら安全に釣り上げることができます。
とはいえ、タモ（あみ）とギャフ、どちらを使うべきなのでしょうか。
タモ（あみ）のメリット・デメリット
メリット
・ギャフに比べて初心者には扱いやすい
・ギャフに比べて、アオリイカの身切れがない
・他の魚が釣れた時に対応できる
・アオリイカに傷をつけないのでリリースができる
・比較的、安価で購入できる
デメリット
・携帯性が悪い
タモはサイズ感があります。また、タモが海水で濡れると、背負いながらできるタイプでも体に密着させながら釣りたくはありません。また、ランガンしながらの釣りには、携帯性の悪さゆえに余り向いていないかもしれません。
・取り回しが若干悪い
ネットを見たアオリイカは当然のごとく、ジェット噴射で逃げようとします。ギャフもそうなるのですが、ネットの方がアオリイカの視界に入るので警戒心が強くなり、ランディングが難しくなります。タモの場合、アオリイカの胴体側からランディングしなければならないことも取り回しに若干の悪さがあるといえます。
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ギャフのメリット・デメリット
メリット
・携帯性に優れている
タモと違い、軽くてコンパクトです。3mほどのものであれば腰からぶら下げて使用できますし、それ以上の長さでも背中に背負ってエギングすることができます。ランガンしながらでも携帯性に優れているのでストレスがありません。
・見た目がクール
デメリット
・イカにしか使えない
他の魚には対応できません。正確には対応にはかなりのテクニックが必要です。一般的に魚をアオリイカのギャフで釣り上げることはしないでしょう。
・テクニックがいる
最初は慣れが必要です。アオリイカの足部分にギャフすることはできないため、胴体部分にギャフします。イカはギャフを警戒しジェット噴射で逃げようとしますので、慣れるまでギャフで仕留めることは難しいでしょう。
・針が手に刺さる危険がある
釣れたアオリイカを目の前まで持ってきて、いざギャフをしようと伸ばしたはいいものの、イカの体制が悪く、ギャフをキャンセルしようと戻した時に、針部分が手に刺さることがないように気をつけましょう。
・リリースできない
ギャフした場合、胴体に傷をつけるのでリリースしてもほとんどのアオリイカは死んでしまうでしょう。持ち帰ることを前提に使用するのであれば大丈夫です。
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ギャフとタモ、両方使える物もある
一本で両方使えるものもあります。
アオリイカで使用したいときはギャフ、魚で使用したいときはタモを装着という具合です。
タモ枠やギャフ部分を別途購入する必要がありますが、一本で両方使いたい方にお勧めです。
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まとめ
ギャフとタモ、それぞれにメリットとデメリットがあります。
自分の釣りにあう道具を選んで良い方を選んでくださいね。
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